令和5年度文京支部研修旅行(10/13~15)

文京支部

令和5年10月13日(金)から15日(日)まで、令和5年度文京支部研修旅行として、8名の参加により鳥取県及び岡山県を訪問しました。(一部参加者は、10月13日(金)に開催された第45回全国建築士事務所全国大会(全国大会)にも参加。)
一時、台風発生の報もあり影響が心配されましたが天候にも恵まれ、神話のふるさと悠久の山陰で、著名な建築物の見学により知見を広めるとともに、参加者間の懇親を深めることができました。

●1日目(10/13)

早朝8時に羽田空港に7名が集合し、出発となりました。(1名は2日目から合流)
定刻よりやや遅れて鳥取砂丘コナン空港に到着。レンタカーに乗り込み、支部長運転により研修旅行が本格的にスタートしました。
1時間半ほど移動し、一部参加者を、全国大会会場の米子コンベンションセンターで降ろした後、研修旅行参加者は、妖怪たちが待つ境港市に向かいました。
境港市では、途中、車のテレビCMで有名となったべた踏み坂(江島大橋)を通過し、島根県出身の高松伸設計の建物などを見学しました。

【境港市】
・境港市文化ホール シンフォニーガーデン(設計:高松 伸)
・境港市民交流センター(みなとテラス)(設計:石本建築・あおい総合設計協同企業体JV)
・みなとさかい交流館(設計:高松 伸)

妖怪たちと、ご対面
妖怪たちと、ご対面
みなとさかい交流館
みなとさかい交流館
境港市民交流センター みなとテラス
境港市民交流センター みなとテラス

●2日目(10/14)

2日目は、多目的ホール(鳥取県立倉吉未来中心)、博物館(鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館)などからなる複合施設で、シーザー・ペリ設計の倉吉市パークスクエアの見学からスタートしました。ここで、1名が合流し、全員が集合しました。
引き続き、倉吉市の白壁土蔵群に移動して、伝統的建造物群保存地区を散策しつつ、お昼休憩となりました。午後からは鳥取県の名所、鳥取砂丘へ移動しました。鳥取砂丘では、雄大な景色を満喫しつつ、各々、砂地での足腰の鍛錬に励みました。

【倉吉市】
・倉吉市パークスクエア(設計:シーザー・ペリ)
・白壁土蔵群(伝統的建造物群保存地区)
【鳥取市】
・タカハマカフェ(設計:隈 研吾)
・鳥取砂丘
・鳥取城跡/仁風閣(設計:片山 東熊)

白壁土蔵群でバスを待つ
白壁土蔵群でバスを待つ
白壁土蔵群
白壁土蔵群
鳥取砂丘
鳥取砂丘

●3日目(10/15)

最終日は、少々足を延ばして、古くから美作地域の中心であり、江戸時代には津山城の城下町となり、当時の遺構や古い町並みが残る岡山県津山市を訪れました。
明暦年間(1655~57)に京都から作庭師を招いて作らせた廻遊式の庭園である衆楽園を散策した後、城東町並保存地区に移動して、古民家をリノベーションした豆腐屋で昼食を頂きました。折しも、この日は秋祭りの開催日で、子供たちが引くだんじりとも遭遇して、古い歴史を肌で感じることができました。
昼食後は、立派な石垣が当時の面影を残す津山城を訪れ、市内が一望できる本丸まで、昨日までの疲れが残る中、各々のペースで登りました。その後、時たま小雨がぱらつく中、大山山麓に位置し、高松伸設計による植田正治写真美術館へ移動しました。生憎の天気のため、館内から水面に映る”逆さ大山”は楽しめませんでしたが、空には大きな虹が架かっていました。

【岡山県津山市】
・衆楽園
・出雲街道沿い伝統的建造物群保存地区
・津山城
【鳥取県西伯郡伯耆町】
・植田正治写真美術館(設計:高松 伸)

津山城
津山城
伝統的建造物群保存地区(奥は山車)
伝統的建造物群保存地区(奥は山車)
植田正治写真美術館
植田正治写真美術館

紆余曲折もありましたが、けがや事故もなく無事に研修旅行が終了しました。参加された皆さまお疲れさまでした。

津山のマンホール(カッパ)
津山のマンホール(カッパ)