令和5年度文京支部日帰り支部研修旅行(3/29)

文京支部

令和6年3月29日(金)に、令和5年度文京支部日帰り研修旅行を開催しました。
当日は、9名の参加により御殿場、小田原を訪問しました。
午前中は、激しい雨と、電車も運行停止するほどの風の悪天候でしたが、午後には急速に天気も回復し、汗ばむほどの好天となりました。
昭和の歴史的建築と、伝統技法を取り入れた現代建築を織り交ぜた建築物の見学により知見を広めるとともに、参加者間の懇親を深めることができました。

早朝8時30分に、恒例の支部長自らの運転により、6名で都内を出発しました。
途中、激しい雨にたたられつつ、強風の中、御殿場駅に到着。3名と合流して最初の見学場所である、とらや工房と、隣接する東山旧岸邸に向かいました。

喫茶室と販売所が隣接するとらや工房では、早速お土産を買いに走る人や、ゆったりと和菓子を頂く人など、思い思いの時間を過ごしました。
東山旧岸邸では、流ちょうなガイドボランティアの説明を聞きつつ、伝統的な数寄屋建築の美と、現代的な住まいとしての機能を堪能しました。
あいにくの雨で、庭園の散策はできませんでしたが、雨の日だからこそ味わえる、静寂の独特な雰囲気を味わうことができました。

とらや工房外観
とらや工房内部
東山旧岸邸
食堂から庭を眺める
居間
水屋

続いて、箱根を抜けて、途中、海岸沿いの食堂で海の幸の昼食を味わい、小田原へ移動しました。
3か所目は、杉本博司構想、株式会社新素材研究所設計の江之浦測候所を見学しました。
到着時には晴天となり、眼下に相模湾を望みつつ、100メートルギャラリー、石舞台、光学硝子舞台、茶室「雨聴天」など、見ごたえ十分な建築群を閉館時間いっぱいまで堪能しました。

100メートルギャラリー内部
100メートルギャラリー先端部
100メートルギャラリー外観
光学硝子舞台
光学硝子舞台と冬至光遥拝隧道を下から
冬至光遥拝隧道上部から海を眺める
光井戸
茶室
100メートルギャラリーを背景に

けがや事故もなく無事に研修旅行が終了しました。今回の支部研修旅行では、文京支部の行事に初めて参加される方もいらっしゃり、引き続き、文京支部の活動にご参加いただけますと幸いです。次回は、より多くの文京支部の方の参加をお待ちしております。
参加された皆さまお疲れさまでした。

江之浦測候所の止め石